山形村赤十字奉仕団は２月９日（金）、長野県赤十字音訳奉仕団ひびきの会から講師をお招きして「音訳」を学ぶ研修会を行ないました。

音訳とは、視覚に障害のある方や、様々な状況で印刷物の文字を読むことが困難な方に代わって文字を読んで、音声に変える活動のことを言います。書籍や情報誌等の皆さんの必要な情報を音声で届けています。

講演を聞いた参加者は、初めて知る活動に興味深々

実際の収録された音源も聞くことができ、朗読とは違う「音訳」の技術に驚く参加者。

マンガや、写真などの載ったページも、自分自身の感情を含めることなく、事実を分かりやすく言葉にして表現し直します。

関西出身だという講師の一人は、方言や言葉のイントネーションを直すことが大変だったと、ご自身の経験と苦労を話してくださいました。

参加者からは「こんな大切な活動があることを初めて知った」「正確に文字情報を音声化することの難しさを感じた」等の声が聞かれ、とても貴重な経験となりました。